くらしとお金と経済

老後に必要なお金に必要なのは”自分値”

今日の午前中は、日本FP協会滋賀支部の生活者向けセミナーで「くらしとお金を考える~老後に必要なお金編~」というテーマでお話しました。

出席率は約90%と非常に高く、みなさん真剣に聞いていらっしゃいました。老後を不安に思う気持ちとそれに向き合う熱心な姿に、1つでも多くためになる話を持ち帰ってほしい気持ちが強かったです。

そのセミナーの中でお伝えしたことの1つに”自分値”があります。
この言葉は私が勝手に作った造語なので、敢えて”自分値”をアピールするつもりはありませんが、どういう意味なのか何となく察してもらえるのではないでしょうか。

自分の老後に必要なお金はいくらなのかを計算するときに、使うべき数字は「自分値>中央値>平均値」です。

平均値とは、データ数を全部足してデータ数で割った数値で、おなじみの代表値です。一方、中央値とは、データを小さい順に(あるいは大きい順)に並べたとき、ちょうど真ん中の順位にある数値を指します。
例えば、ある10人に生活費がいくらかを聞いたところ、そのうちの2人の生活費がとても多く、残りの8人はほとんど同じだったとします。その場合の平均値は、生活費が多くかかった2人の数字に引っ張り上げられる形になります。中央値はというと、今回の例では8人の数字になるので、実情をよく表している数値といえます。
つまり、平均値は全てのデータを考慮できる反面、異常に大きい値や小さい値に引っ張られやすいという特徴があり、中央値は全てのデータを十分に考慮できないけれど、異常に大きい値や小さい値に影響されないという特徴があります。

平均値が自分の考えている数字とかけ離れているな、と感じたときは中央値に目を向けることも大切だといえます。

それぞれの求め方にはメリットとデメリットがあるので、一番大事なのは自分値を知ることです。

平均値や中央値は、自分値をまだ出していないときや世の中の数字を知りたいときの参考に留めておくといいですよね。
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