【原発性副甲状腺機能亢進症】入院記録⑤入院5日目
【入院5日目・術後2日目】
2020年5月24日
午前5時、巡視にくる看護師さんの気配とともに目が覚める。
やはり首が痛く、もう寝られないと思ったが、睡眠不足と疲れからか、しばらくすると、うとうとしていた。
午前7時、「中山さん、おはようございます。」という看護師さんの声に起きる。
頭がぼーっとしていた。寝たり起きたりしていたからだろう。またうとうとした。
午前8時、朝食が運ばれてきたが、ぼんやりとした意識のなかだった。
それでも、体力が落ちてはいけないと思い、食べられる分だけ朝ご飯を食べる。
食事の内容は、一番下のダウンロードからご覧になれます。
午前9時過ぎ、管を抜きに医師がやってきた。見たことがない医師。病室内の紙に書いてある「担当医2」の先生だろうか?
眼鏡をかけた、そっけない先生だった。
管を抜くときも特に何も言わず。パチ、パチ、と管を切っているようだったが、見えないし説明もないので恐怖感がある。
私だけかもしれないが、管を抜くときは相当痛かった。ただ、一瞬なので我慢できる。
管がとれると、こんなにも楽なのか!と体も心も軽くなる。
唾の飲み込みも、首周辺の痛みも、かなり楽だ。
術後の傷口画像は、一番下に掲載しています。管が取れたので昨日よりは見た目が良くなっていますが、そういう画像は苦手・・・という方は遠慮してくださいね。
看護師さんから、下半身のシャワーをしても良く、洗髪は看護師の手伝いのもとできる、という話がある。
さっそく、シャワーを予約しにいくと、9時半から空いているということで、体を洗ってスッキリ。
下半身のみo.k.ということだったが、傷口にあたらないように上手く体が洗えるなら良いとのこと。下半身だけ洗った場合でも、上半身を拭く温かいタオルを持ってきてくれる。
午前10時頃、午前中に洗髪できると看護師さんが伝えに来てくれる。しばらくすると声をかけにきてくれた。
洗髪はシャワー室にあるシャンプー台で行う。
看護師さんが洗髪の手伝いをしてくれる、というより、すべて看護師さんがしてくれる。
これで頭もスッキリ。
★もし、嫌でなければ、髪は短くしておくと良い。手術のときに髪を束ねる必要も、看護師さんに髪を洗ってもらうときも、邪魔にならない。
気温が高い時期は、管をつけながらベッドで寝ているときも、髪が短い方が暑くない。
昼食は、動いていないので全部は食べきれなかったが、美味しく気分良くいただいた。
管が抜けると、1日1回、短時間の外出はしてもよいことになっている。しかし、今は新型コロナウィルスのことがあるため、外出するならすぐ近くのファミリーマートくらいだ。
5月下旬とはいえ、今年は気温が高く、今日も外は29度くらいまで上がる予想だ。私は静かに病室で過ごす。
午後1時からは、ひふみ投信の「ひふみフォーラム2020」のYouTubeライブを見たり、ちょっとした仕事をしたりしていた。
途中で、看護師さんが、「明朝6:30から採血するので、朝がんばって起きて下さいね」と声をかけにきてくれた。血液検査の結果を8:30までに出さないといけないのだとか。
血液検査の結果でカルシウム値が正常値になっていれば、予定通り26日に退院できるのだろう。
夕食も、全部は食べきれなかったが美味しくいただいた。
消灯になる午後9時には、昨晩の睡眠不足のせいかうとうとするが、なかなか寝付けなかった。