成年後見の申立て

成年後見制度の利用が必要になった方に、お世話になっている弁護士をご
紹介しました。

ご家族からは、後見人等候補者になってほしいとのお話をいただいていまし
たが、被後見人等になられる方(後見が必要になった人)の資産状況や相
続関係図、生活環境などを考え、今回は後見人等(後見になる人)に弁護
士の先生を推薦しました。
その判断基準をお伝えしたところ、ご理解いただけました。

今回は申立ても弁護士の先生にしていただくことになりましたが、必ずしも
専門家にお願いしないといけないわけではありません。

東京家庭裁裁判所のサイトに紹介されている成年後見申立ての手引を参考に
進めることができるからです。

とはいえ、日常生活とは馴染みのない手続きなうえに、時間と手間がかかる
のは必至です。
私自身は、まずは何でも自分でやってみる性格で専門家に依頼する方が良
いと思えばお願いするというスタンスですが、最初から「餅は餅屋に」の
考えも良いと思います。

<弁護士や司法書士、行政書士などの専門家に依頼するときのポイント>
・できること、できないことをきちんと話してくれるか
・申立て手続き終了後も、後見制度について相談にのってくれるか
(依頼した専門家が後見人等になる、ならないに関わらず)
・後見制度以外もアドバイスやサポートをしてくれるか(例:公的保障制
 度の利用など)、あるいはアドバイスやサポートしてくれる人を紹介し
 てくれるか

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です