人生原発性副甲状腺機能亢進症

【原発性副甲状腺機能亢進症】初診から退院まで②隈病院ってどんなところ?<医療従事者編>

②は、私の医師や看護師などお世話になった隈病院の医療従事者の方々に対する個人的な感想です。

・宮内院長(+診察室の看護師さん)について

私の初診は宮内院長だった。診察室に入ると、ずっと黙ったまま検査結果や紹介状の内容を見ているので、とっつきにくい先生なのかな、と思ったが、そんなことはなかった。

私の質問に対して、短い言葉で的確に話をする先生だった。患者を安心させるようにニコッと笑うこともあった。

 

私がここに来てよかったと思うできごとがあった。初診で撮影したエコー画像がわかりにくいということで、副甲状腺が腫れている位置を確定させるために、再度エコー検査することになった(これは検査の腕が悪いのではなく、私の甲状腺の形が悪く副甲状腺を見つけにくかったためだろう)。

「副甲状腺の位置を確定させないまま手術なんてできない」と言って、宮内院長は、「自分の目で確かめるから」と検査室に来られた。「よし、これやな。宮内確認、とカルテに書いといて」と。この言葉がものすごく心強く安心できた。

 

加筆しておきたいことに、看護師さんのことがある。院長の診察室はなんとなく緊張感があった。院長付の看護師さんは、他の看護師さん以上にテキパキとしていて、院長がすべてを指示する前から「○○しておきますね」と言って、院長が求める1つ先のことまでできる人だった。

 

・木原医師について

私の副甲状腺摘出術はちょっと厄介なようで、「腕の上手な先生にちゃんとしてもらうから」と宮内院長から執刀医として紹介されたのが、木原先生だった。焦った感じの話し方をする早口な先生だが、とても誠実そうだな、と思った。

「大丈夫だからね」と何度も言ってくれたのを覚えている。私が「どのあたりを切るんですか?」と聞くと、丁寧に指で首をなぞって「このくらいの長さで、こんな風に」と教えてくれた。また、私が「(神経にさわる可能性がある)副甲状腺摘出術は、声に影響があることを心配している」旨を伝えると、「大丈夫、手術後2,3日は声が枯れることがあっても、この病院でずっとそんなことなった人いないから。学校の先生でもすぐに復帰しているから。ただ、術後、米袋20キロとか重いものはしばらく持たないでね。」と教えて安心させてくれた。

手術は麻酔科医がいなければできないので、木原先生は麻酔科の先生に電話をした。「お時間よろしいですか?いま患者さんが目の前にいらっしゃっていて・・・先生との面談日を、、、はい、はい、ありがとうございます。」とても謙虚だった。

 

・三川医師について

手術の日までに麻酔科医との面談が必要ということで、別日に病院に行くことになった。担当の三川医師の第一声は「ごめんねー、(診察室に)呼ぶのが遅くなって。で、始めようか」だった。そこからずっとニコニコして、食べ物や薬のアレルギー、手術経験や骨折経験など必要なことを細かくテンポ良く聞いていく。

 

手術室に入ってから手術が終わるまでのこともイメージが湧くように、事細かく流れを説明してくれた。「手術室に入ったら、名前を言って、少し段を上って、ベッドに寝て、1秒2秒したら、もう麻酔が効いてるからね。起きたら手術終わってるからね。」

「副甲状腺が早く見つかる人なら20分かからないから。18分なんてこともあった。長くても2時間。たいてい1時間くらいで手術終わるからね。ここの先生はみんな優秀だから!」

 

手術の際、気管挿管するということで、「ちょっとごめんねー、少し離れたところから顔を見せてねー。はい、真正面向いてー。はい、右向いてー。よっしゃー。いい感じ!」。私は思い切り笑ってしまった。「気管挿管しやすそうってことですか?」と聞くと、「うん、しやすそうな形、安心して」と。私から何も聞かなくても「首のところを切るけど、お腹切ったり、骨折した腕を縫ったりするより全然痛くないから。安心して。手術した翌日から普通に過ごせるから。」陽気で丁寧な説明をしてくれる先生のおかげで、全身麻酔への不安は全くなかった。

 

患者が不安、不信になるのは「何も教えてもらえないとき」じゃないかと思う。人は先が見えないことに恐怖を感じるから。その不安を、自信をもって教えてくれると本当に安心する。手術に絶対なんてないけれど、患者を安心させてあげよう、という想いが、患者をリラックスさせ、手術に対する不安や不信、緊張感を和らげてくれるんじゃないかと思った。手術後の回復力もあがりそうな気がする。

 

・看護師さんについて(おもに入院中)

看護師さんは、血液検査などのとき、針を刺すのが基本的に上手。ときどきチクッと痛い思いをすることもあるけれど、それはとても上手な人と比較してしまうから。「ちょっと痛くしてしまったかも・・・という時は、「痛くないですか?」とちゃんと聞いてくれる。

下手な人だと、何回やり直すの?というところがあるが、ここにそんな看護師さんはいない。一発o.k.。

しっかりした雰囲気の人も、おっとりした感じに見える人も、明るく芯が強そうで仕事が的確だ。そして、優しい。誰にだって忙しいときや気持ちに余裕がないときがある。入院中一度だけ、テープか何かを剥がすときにベリッと強くされそうになったが、「イタタッ」と言ったら、嫌な顔をせず「すみません」とすぐに謝って丁寧に剥がしてくれた。

余談だが、入院中に思ったことがある。

ここの看護師さんは、私が質問することに対して「ちょっと聞いてきます」ということがなく、1人1人がその場で回答をくれる。専門病院だけあって、経験から習得することが多くプロフェッショナルなのだろう。

 

・検査技師について(通院中)

物腰の柔らかい人もいたが、毎日同じ検査をしていると、つい素っ気ない態度になってしまうのだろうな、と感じる人もいた。

 

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